SEOは書籍の紹介記事がきっかけ

SEOを初めて知ったのは、突然の思いつきでライティングを始めて1年経過した頃のことです。クラウドソーシングのクライアントさんから提示された『ライティング業務に関する記事作成』のことでした。

ライティング業務の始め方と受注可能なクラウドソーシング、参考書籍を紹介する内容で、書籍を調べる過程で遭遇したのが「マナブログ」さんの記事でした。その中で、松尾茂起(まつおしげおき)さんの『沈黙のWebライティング―Webマーケッター ボーンの激闘―』(イラスト:上野高史・出版:エムディエヌコーポレーション)をライターのバイブルと紹介しておられました。納品後、早速読んで出会ったのがSEOです。本では、Webサイトのコンテンツとしてのライティングの重要性と共に、SEOを踏まえた作成の大切さが数ページに渡って説明してあります。

基礎知識もない自分は、一度読んだだけでは全く理解できませんでしたが、今までのクライアントさんからのご指示が、SEOを知らない初心者にも可能な方法だったことを理解した瞬間でした。その際、多くの人が陥るキーワードの使い過ぎなど誤解例がストーリー仕立てのマンガを通して紹介され、苦笑いしてしまったのも事実です。その後、暇を見つけては、繰り返し読んで理解するよう努力しています。とはいえ、頭でなんとなくわかっても、実際に自分がライティングに活かせているかは、わかりません。

現在、クラウドソーシングでは、多くのクライアントさんが「SEO対策ができるライター」を募集しています。コンテンツは対策の要ですが、それだけでは十分ではありません。例えば、サイト制作会社の多くは、すでに構築されたサイトのSEO対策も行います。具体的な手法は非公開ですが、広告やリンクがポイントと感じました。他には、サイト売買を手掛ける業者さんが「サイトを育てる」と、ブログ内で語っておられ、印象に残っています。

SEOを初めて知ったきっかけは、詳細に説明された書籍です。経験を積むほど難しさを実感します。