SEO対策に王道はある?
サイトへの閲覧数に直結するSEOは、管理者なら誰でも気にしていると思います。これをきちんと行っていないと、どれだけ内容が優れているサイトであっても多くの人に訪問してもらうことはできません。
その為、SEO対策用のマニュアルの販売や、既存のサイトの順位を上げるコンサルティングを行っている会社など、SEOに絡むビジネスは年々広がりを見せています。多少この対策にお金を掛けたとしても、その分訪問者が増えれば十分に元がとれるからです。特にアフィリエイトサイトでのSEOは内容のコンテンツより重要とさえ言われています。
そのSEO対策でよく言われるのが、ヘッダーのMETAタグをきちんと設定することと、ページ内にうまくキーワードを散らすという方法です。確かに基本と言える対策には違いありませんが、そのようなことはどのページでも行っています。むしろそれらを気にしていないページの方が少なく、それだけで順位を上げることはまずできません。
そこで次なる対策として、検索ワードと関連するサジェストワードにも手を広げる必要があります。サジェストワードとは第二検索語とも呼ばれ、例えば「中古車」が検索ワードの場合、それと同時に検索に使われることが多い「格安」や「おすすめ」、「軽自動車」などがそれに当たります。このようなワードまできちんと抑えておくことがSEOには必要になりますが、これも今では当たり前の対策だと言っていいでしょう。そうなると、ページ内にあるリンク先と検索ワードとの関連性や、被リンクをどれだけされているか、そのサイトの内容はといったことにまで話が及び、これら全てをトータルで考えて、少しでも順位を上げようと試行錯誤することになります。
その結果で実際に順位が上がり、いい対策ができたと思っても、サーチエンジン側の仕様が変わってしまえばそれまでで、また考え直さなければいけません。決まったサイトが上位を占めないようにこの仕様変更も随時行われていることから、SEOだけはどれだけ経験を積んたとしてもこれだという王道はなく、常に考え続ける必要があるのです。